これが国蝶、オオムラサキ

これが、日本の国蝶であるオオムラサキです。
この蝶は、多摩区の付近で見られる蝶ではありません。ということで、オオムラサキを見るためにここ数年はるばる山梨あたりまで行っていましたが、昔はたくさん見られた場所も今は雑木林の様子がかわってしまったり、樹液が出なくなったりして、オオムラサキも自然の中では昔ほど見られなくなりつつあるようです。夏場、雑木林の中でヤブ蚊に刺され痒い思いをしながらでも、カブトムシ・クワガタ・スズメバチなどと一緒にたくさんのオオムラサキなどのチョウが集まっている木を見つけるととても興奮します。昔の昆虫少年の血が騒ぐといいますか・・・。
そんなオオムラサキを身近なところで増やそうということで、調布市の同好の人たちが保護活動をしておられます。この時期、深大寺の境内には飼育小屋が仮設されて、幼虫から蛹、成虫へと変わるオオムラサキの姿を寺を訪れた人々や近隣の人たちに公開しているものです。私も毎年、見学に行きます。この写真は深大寺で撮影したものですが、係りの方のご厚意で、小屋の中に入れて頂いて撮影しました。どうも有難うございました。

(Henk)

参考 蝶図鑑 オオムラサキ

 これが国蝶、オオムラサキ” に対して2件のコメントがあります。

  1. butterfly より:

    国蝶がオオムラサキであることを初めて知りました。貴重な写真を見せていただきありがとうございます。

    それに、比較的近場の深大寺の境内で飼育小屋が仮設されて、幼虫から蛹、成虫へと変わるオオムラサキの姿を訪れた人々が見ることが出来るのですね。

    ジャストアイデアですが、蝶百科図鑑を運営するつくる会としては、子供たちの夏休み期間中にこれを見学に行くというツアーでも企画したいところです。

    さらに、もしできれば、歩く会にプラスアルファを提案していただき、歩く会とつくる会のコラボレーションで、親子が夏休みの一日を一緒に過ごすというような企画はいかがでしょうか?
    (八咫烏)

  2. Henk より:

    八咫烏さん

    見学ツアーのアイデア有難うございます。

    深大寺のオオムラサキの見学ですが、あくまでオオムラサキが羽化する時期だけの仮設小屋でもあり、現在小屋で飼育されている幼虫・蛹が羽化してしまえば自動的に撤去されてしまいます。また、それが何時になるかはちょっとわかりません、夏休みまであるかどうか・・・?
    もし、ご興味がおありの方は早めに個別に見学に行かれることをお勧めします。自然の中のものではありませんが、一度国蝶の実物を見ておく価値はあると思います。場所は深大寺の境内です。

    (Henk)

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