ホシミスジ 初の羽化は・・・

先日(9月26日)ハイムのユキヤナギの枝で蛹になったホシミスジだが、日が経つごとに筆者の不安は増してきた。というのも、蛹の腹部が寄生された際に見られるように異様に黒ずんできて、よく見れば右の翅にあたる部分にも黒ずんだところが目立ってきた。屋外でもあるので、寄生という最も心配していた事態が進行しているように思えたのだ(下の写真)。しかし、ここまで観察を続けてきているので、この後はこのユキヤナギの枝ごと切り取り、飼育箱の中で蛹の様子を見守ることにした。

通常であればもうそろそろ羽化してもいいはずだが、今朝(10月5日)10時頃に見た時は嫌な黒さがさらに増しているようにしか見えなかった。こうなれば後は、たとえ羽化が出来なくても何が寄生していたのか突き止めよう、ハチかハエか。それを確認する意味でも、飼育箱の天井の蓋を外し替りにラップを張り、出てきた虫が中に閉じ込められるようにした。そんな状況だったので残念ながら初めての羽化は正直もう諦めていた。
その後夕方近くなって、別に期待することもなく、ハチが出てくるのかハエが出てくるのかを確認しようと飼育箱を見て、正直驚かされたのだ。

諦めていたホシミスジがご覧のとおり見事に羽化して翅を広げているのだ。飼育箱の壁面やラップを張った天井を歩き回っている。正直、そんなことってあるのか?という気持ち。おそらく正午頃に羽化したようで、翅はもうすっかり伸びて固まっている。特段異常があるようにも見えない。写真はその時のもので、ラップ越しになっているので鮮明ではないが、立派に羽化できている。
こうなると、急に羽化の瞬間を見逃してしまったことが悔やまれたが、ともかく無事に幼虫発見から羽化した姿まで見届けたハイムで初のホシミスジなので満足しよう。

同時に、今年ハイム初になる予定だった卵から育てていたカラスアゲハが蛹の段階で寄生のために2つとも死に、羽化まで見られなかった時の悔しさが改めて思い出された。このホシミスジはラッキー。

【追加】:ラップを外し、直接の写真が撮れました(10月6日)。ただ、この2-3日は雨続きで気温も低いので、しばらく飼育箱の中においておき、天候が回復したら放してやろうと思っています。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ホシミスジ

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