ヒメアカタテハの産卵

ヒメアカタテハは多摩川でも何度も見てはいましたが、今日は特別でした。忙しくあたりを飛び回り、あの「ヒッツキムシ」の厄介な雑草コセンダングサの葉に止まって産卵するところに出会えました。何度もあたりの草に止まってはまた飛び立ちを繰り返しながら産卵していたのです。

産卵中のヒメアカタテハ

コセンダングサに産み付けられたばかりの卵。卵は比較的小さいが、淡い緑がかっていて、縦にきれいな彫刻が施されているように見えます。
これは別角度から。なかなか鮮明な写真が撮れていません。

 

 

 

 

 

コセンダングサとは:
黄色の小さな花を咲かせますが、その実は先が二股にわかれた細く鋭い棘が付いており、衣類などにくっつき、その棘がチクチクと嫌な経験をされた方が多いと思います。因みに、このコセンダングサの学名はBidens pilosa というそうです。このBidenは米大統領のバイデンとは全く関係なく、二股に分かれた棘を現す、Bi(二つの)dens(歯)を意味する、Pilosa は軟らかい毛に覆われた、という意味のラテン語ということです。

 

 

 

 

(Henk)

参考 蝶図鑑 ヒメアカタテハ

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