妙な命名 シータテハ

陣馬山を下山している途中の小さな広場の地面にシータテハがいました。 mats

キタテハに似ていますがシータテハ(Cのタテハ)です。「シー」はABCのCなので、なんという思いつき的な名前の付け方でしょう! 過去の記事でもとりあげたことがありますが、他にはエルタテハ(Lのタテハ)というのもいて、共に後翅の裏側に「C」とか「L」とかに見える模様があるということからきています。下の写真で後翅の中央の釣針みたいな白っぽい模様を無理矢理「C」だと称してこの蝶の名前にしたというわけです。3番目の写真は昨年8月末、長野県入笠山で撮影したシータテハですが、夏から秋に向かって翅の外側の縁がかなりえぐれたような形に変化してきているのがわかります。この個体は翅の裏に青が混じって色彩的にも印象的です。

 ↓ シータテハ。入笠山(8月末)

 ↓ こちらはエルタテハ(以前の撮影 長野県南佐久郡 8月初旬)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)

昆虫

前の記事

外道、また楽しからずや。
番外編

次の記事

クモの糸 高尾山 番外