モンシロチョウとマドガ
一時に比べこの時期はモンシロチョウを見る機会が少し減ってきたような感じがしていましたが、これは多摩川土手での一コマです。
ハルジオンで吸蜜していたメスのモンシロチョウにオスが何度も誘いをかけますが、メスは全く興味なし。このオスは見事に振られてしまいました。メスが腹部を高く上げるのは拒絶しているサインなのです。
モンシロチョウのすぐそばの花にいる小さい黒い虫は、ヒゲナガと同様珍しく昼間活動する種類のマドガという名の蛾です。隣のモンシロチョウのかけひきなど、我関せずで、ひたすら吸蜜しています。この時期、ヒゲナガ同様にハルジオンでよく見かけます。背中から見るとこんな感じの蛾で、これはメスです(拡大できます)。
(Henk)
参考 蝶図鑑 モンシロチョウ