梅雨って明けたのでは? 信州遠征1 上高地

「信州・・・」、学生時代まで関西で過ごした身としては特別な響きがあり遙かに遠いイメージを抱いていました。ところが生活拠点が神奈川に変わると、最近では早朝に出発すればお昼にはこの憧れの上高地に着くことが可能です。7月19日~22日滞在しましたが、昨年の上高地遠征とは少し趣を変えて何回かに分けてアップしていきます。 mats

最寄りの南武線の中野島6:48発立川行に乗ると、正午には上高地の象徴である河童橋に到着(車は数年前にやめたのでもっぱらJR、バス等を利用)、ところが・・・ 梅雨は早々と明けたと宣言されていたのに、小雨模様で正面に見えるはずの穂高連峰は雲に隠れて見えません。かろうじて、奥穂高(3190m。富士山、北岳に次ぐ日本で三番目に高い山)と前穂高(3090m)の間の沢:岳沢の下の方が見えているのみです。晴れていれば最高、雨・曇りでは最悪、と極端なのもこの地の大きな特徴です。

梓川も薄い青緑の清流のはずが、雨のお陰で泥色の濁流・・・一昨年、滞在した3日間ずっと雨にたたられ穂高はついに見えなかったという悪夢が頭をよぎります。予報では翌日(20日)午後のみが「晴れ」、あとは予報サイトによってバラバラで何の役にも立ちませんが概ね良くない・・・ 因みに上高地の天気に関しては予報は全く当てにならないと言われるのを実感しているので、ひたすら、明日以降2日間の好天を祈りました。

↓ 到着後、雨の小やみのタイミングを見計らって河童橋周辺を散歩。まず登場したのは薄紫のクガイソウの花穂で吸蜜するヒメキマダラヒカゲ。バック右にぼんやりと見えている紫の花はホソバトリカブト、狂言の「ぶす(附子)」に出てくる毒のもととなる強烈な毒草

↓ クガイソウで吸蜜するスジグロシロチョウ。特に信州まで来なくとも見ることができる蝶・・・

↓ イカリモンガ。テングチョウによく似ているが蝶ではなく蛾

 

梅雨って明けたのでは? 信州遠征1 上高地” に対して2件のコメントがあります。

  1. モク より:

    待っていました!
    上高地に行かれると聞いていましたので画像アップが楽しみです。

  2. mats より:

    モクさん

    お久しぶりです! 出だしの天気はあまり冴えませんが天気の回復とともに面白い写真も撮れましたのでご期待下さい。鳥もありますよ!

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