世代をつなぐ ウラナミシジミ

裏の多摩川ではウラナミシジミがどんどん増えています。 mats

土手一杯に拡がっているクズの葉の下に隠れているピンク~紫の花穂のあちこちにウラナミシジミの白い卵が産まれていて、これから11月までは2~3回世代交代します。もともと暖地性の蝶で春~秋に食草のマメ科植物の成長に合わせ世代交代しながら北上しますが、関東で定着しているのは房総半島南部、伊豆半島南部など限られた暖かい地域でそのほかでは越冬できずに北上した先(このあたりも含みます)で死に絶えてしまうという奇妙な生活史を毎年繰り返しています。トップはクズの葉上のオスとメス(8月21日 多摩川中野島付近)。

参考 蝶百科図鑑 ウラナミシジミ

 ↓ クズの花穂に産みつけられた卵

 ↓ アップ

 ↓ 10月初旬(オス 多摩川中野島)。このあたりでは11月初めくらいまで羽化したての新鮮な個体が見られる

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)

昆虫

前の記事

多摩川のトンボ3種