ウラナミアカシジミと丁字草
先日のミドリシジミ撮影は、筆者は湿地に入ることを躊躇ったので当然いい結果は得られなかった。地元の人でさえも長靴なしでは尻込みする泥濘を物ともせずに足元を泥だらけにしても獲物を追いかけるmatsさんの闘志には脱帽せざるを得ない。
湿地の外にまで出てくるものもいたことはいたが極めて少なく、筆者が撮ることが出来たミドリシジミは翅を半開きのたったこの１頭のみだった。ミドリシジミが思わしくなかったからという訳でもないが、地面の比較的乾いたところでの獲物探しということになった。湿地からは少し離れたチョウジソウ（丁字草）の群落でウラナミアカシジミを数頭見ることが出来た。チョウジソウは淡い青紫の５弁の清楚な感じの花を咲かせている。残念だがここにはミドリシジミはいない。
翅半開きの唯一のミドリシジミ
地面に降りたコムラサキとイチモンジチョウ
（Henk）
参考 蝶図鑑 ウラナミアカシジミ
