杏子(アンズ)を訪花 トラフ・コツバメ

やっと晴れた日曜日、横浜の森林公園に足を伸ばしました。 mats

昨夜の雨と強風が収まって朝から晴れたので横浜の森林公園に足を伸ばしました。前回、ミヤマセセリがいたのでもう出ていていいはずのコツバメを狙いました。年に一度しか出ない早春のシジミチョウなのでうかうかしていると、見過ごしてまた来年ということになってしまいます。公園のフキの葉がひろがった狭い空き地で毎年見られ、気温もあがったので期待が高まりましたが一向に現れません。そうこうしているうちにすぐそばの杏子(アンズ)の花にトラフシジミが来ているのを同好の方が見つけられ、樹上の縞模様が印象的なシジミを撮影することができました。夏型になると裏は全体に茶褐色が強くなり縞模様は余り目立たなくなります。尾錠突起がきれいにそろっていることからもこのトラフシジミが羽化して間もない新鮮な個体であることがわかります。

そしてその後、やっと待ち人来たるでコツバメが同じ杏子の木を訪れました。結局、下に降りてフキの葉にはとまらなかったので近接撮影や飛翔写真(とまる時は翅を閉じるので翅の表側は飛んでいるところを撮るしかない)は撮れませんでしたが不安定な天気が続いたあとでもあり足を伸ばした甲斐はありました。

⇒ 参考 蝶百科図鑑 トラフシジミ

↓ コツバメ

↓ 里山の斜面には至る所にタチツボスミレが咲いている。いよいよ春爛漫

 

 

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