先日の高尾でのオオミドリシジミです。この種類のチョウはオスが自分の縄張りを主張してお互い結構激しいバトルを繰り返します。2頭が、ある時は3頭が目にも止まらぬ高速でくるくると目まぐるしく卍巴(まんじどもえ)の空中戦を繰り広げているのがよく見られます。縄張りを主張して1頭が止まっていると、必ずと言っていいほど他の1頭がアタックをかけ、その場所を奪おうとします。しかし、先に止まっていた方も負けじとすぐに追い払おうと応戦します。そして、激しい空中戦となります。そのバトルで勝ったものが、その場所を一時的に占有できるものの、その場所は常に安泰ということはありません。
この日何枚か撮った写真の中で、意図せずに、葛の葉に1頭がとまっているところ目掛け別のもう1頭が右側から猛然と突っ込んでいく瞬間が写っていました。これはとても狙って撮れる写真ではありません。翅を開いたいいショットが撮れるかと思った瞬間、他の1頭に邪魔されてしまうことも度々です。この写真も、シャッターを押すタイミングがほんの僅か遅れていると、何も写っていなかったかもしれません。その意味では、やはりラッキーだったというべきでしょう。

(Henk)

参考 蝶図鑑 オオミドリシジミ

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