ムラサキツバメが見られない 生田緑地
今年は春先に生田緑地ではマテバシイなどの刈込があり、幹の脇に出ているひこばえがきれいさっぱり切られてしまいました。例年だと、このひこばえにムラサキツバメが卵を産み、柔らかい葉にくるまった幼虫がみられたのですが、今年は全く見られません。成虫も殆ど姿を見ていません。生息環境が急変して、彼らは一体どこでどう過ごしているのでしょう? 先日、目の前を青い光がよぎったので、ムラサキツバメ化と思って追いかけてみたら、ムラサキツバメではなく、ムラサキシジミでした。残念。
このムラサキシジミも翅が破れて痛々しいですが、きれいな色が印象的だったのでムラサキツバメにかえてご披露します。上の写真をよく見ると、こちらを向いている目には他のチョウには見られない鋭さ・厳しさが感じられます。
(Henk)