どこに行ってもルリシジミ

前日までは季節が1か月逆戻りしていたが、この日は朝から天気が良かった。午前中に生田緑地と多摩川でチョウを追いかけた。そして、発生のピークを迎えているのか、行く先々でたくさんルリシジミに出会った。

生田緑地でのオスの開翅

多摩川でのオス

多摩川でのメスの開翅(開翅は少しだが、メスの翅表の模様が見える)ルリシジミはあまり止まったままで開翅することは少ないので、いつもイライラするのだが、この日は運よく完全ではないものの翅表を撮ることができた。

これは生田緑地での面白いシーン。それまでバトルしていたものがなぜか相次いで同じ場所に降りた。

そして、急に大人しく2頭が頭を突き合わせるように吸水を始めた。

また、違う場所でもオス2頭が仲良く吸水中。今度は逃げられること覚悟で2頭のそばにそっと指を持っていくと、意外にもそのうちの1頭が素直に指に乗り移ってきた。途中で逃げはしたものの、残りの1頭も続いて。

いとも簡単に指に乗った。

口吻を伸ばして盛んに舐めているのが分かる。

これは単に吸水ではな添うく、手の上でも口吻を伸ばしていることからするとミネラル(塩分)を摂ろうとしているように思える。筆者の手は彼らの希望に添うことができたようだ。

この最後の写真の前に、2頭のルリシジミをこの手に乗せることができたのだが、写真に残せなかったのが残念。ともかく、ルリシジミはこれまでなかなか手乗りが難しかったが今回はいとも簡単にできてしまった。しかも、逃げるどころか、2-3分も筆者の掌を行ったり来たりしていた。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ルリシジミ

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