ウツギは咲き始めたが・・・

生田緑地では例年4月末からのゴールデンウィーク頃にウツギ(ヒメウツギ)の白い花が咲き始めますが、ちょうどその頃姿を現すのがアオバセセリという青いチョウ。そして、その時期にアオバセセリの写真を撮ろうと大勢の愛好家がバズーカ砲のようなカメラを持って集まってきます。せせこましく飛び回るチョウの動きに合わせて大勢の人が右往左往することになります。1頭のチョウに10~20人くらいの人たちが場所を変え角度を変え、ひたすらチョウを狙います。

昨年は緊急事態宣言のため外出が自粛されていたこともあり集まる人数は例年ほどではなかったにせよ、常連たちは連日カメラを持って集まっていました。そういう私もその中の一人。しかし、ウツギの開花時期とチョウの発生時期がどうも微妙にずれていたのか、開花時期には数えるほどしかチョウは姿を見せず、多くの人ががっかりした様子でした。

今年はどうか?全般的にチョウの出現時期が1~2週間早まっている感じもしているので、ゴールデンウィークを待たずに今月20日頃には現れるか。その時、花はあるのか。ということで、今日(12日)事前視察に出かけたところ、今日の時点でウツギは既に開花し始めており、この調子では4月中に花の時期を終わってしまいかねない。うまくチョウと時期が合えばいいが・・・。 写真は昨年のものです。

(Henk)

参考 蝶図鑑 アオバセセリ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)