チョウは少なくなって・・・

先日に続いてテントウムシの話です。
秋が深まりチョウは少なくなってきたが、そんな季節でもまだテントウムシは活発に活動している。彼らも真冬には何頭もが固まって集団で越冬するのだが、それにはまだ早いようだ。多摩川河川敷で我が物顔に蔓延っていたクズも徐々に勢いをなくしてきて、その枯れかかった葉の上でテントウムシの蛹の一つがちょうど羽化を迎えていた。まだ黄色い鞘翅で蛹殻からは這い出ようとしている。数分後、完全に殻を抜け出し葉の上を忙しく這いまわり出した。辺りの葉の上には、まだたくさんの蛹がついていて、幼虫もそのあたりを忙しく這いまわっている。この時期幼虫はエサに不自由はしてないのだろうか。場合によってはこの蛹も急場凌ぎのエサ(共食いの)になりかねない。

(Henk)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)