探蝶漫遊記 ⑥コウモリですが何か? 番外(石垣島遠征) 

夕刻のバンナ公園、目の前を大きな鳥が横切り先のバショウの木にとまりました。 mats

かなり大きいので、以前に見たカンムリワシ?かと思いきや、近づいてみてわかったのは大型のコウモリでした。ヤエヤマオオコウモリ、日本最大のコウモリにして天然記念物、開張約60cmとのことですが飛んでいるときの姿はもっと巨大に映りました。樹上ではもたついたのろい動作を繰り返し、動物園で見たナマケモノを彷彿とさせます。どうやら実、或いは花の蜜のようなものを舐めているようでしたが一段落するとどれだけ見えているのかは定かでありませんがぶらさがったまま、「フン! カンムリワシでなくて悪かったな!」と言わんばかりにこちらを睨んでいました。何枚も撮影している内に、モゾモゾっと動き飛びそうな気配を感じて動画にきりかえたのとほぼ同時に飛び立ちこちら方向に向かってくるとあっというまに頭上を通り越して姿を消しました。迫真の飛翔を動画で捉えることができたので今回の撮影行では蝶をさしおいて最高傑作が撮れたと喜んだのですが・・・結果的には、3秒くらいぼけた木の枝が写っているだけで残念、無念。やはり慌てるとろくなことがありません。ま、こんなこともある・・・

↓ オウギバショウの樹上にとまるが動作のもたつきは気の毒になるほど

↓ 夕方~夜行性なので、姿が見られたのも雨がちで暗かったおかげ

↓ この状態が続くがヒグマみたいな顔にも見える。クマが飛んだら怖い・・・

↓ 傘が開くように動き出す。こちらは同行のKさんの撮影で私は上記の動画撮影スタンバイ・・・

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)