偶然の出会い(テントウムシ・ヘリグロテントウノミハムシ)

これは番外編、テントウムシとそのテントウムシそっくりに擬態したハムシの1種、ヘリグロテントウノミハムシの偶然の出会いです。それにしても、お互いよく似ている!ハイムのオリーブの細い葉の上でお互い2匹ずつで出会いました。大きく見えるのが普通のテントウムシですが、別個に見るとハムシの方もテントウムシかと間違えるかもしれません。しかし、外敵が近づくとハムシのほうはまるでノミが跳ねるように突然にピーンと高く跳ねてにげるので、すぐに分かります。このノミのように跳ねるところから、ノミハムシと呼ばれ、赤い紋があって全体に黒くテントウムシににているところから、ヘリグロテントウノミハムシと名付けられたようです。

お互いの利害関係はなさそうです。テントウムシは肉食でアブラムシを食べる益虫、ヘリグロテントウノミハムシ菜食でモクセイ科の植物の葉を喰い荒らす害虫です。葉に見える齧りあとは、まさに先ほどまで食べていた証拠です。

(Henk)

参考 雑草・害虫図鑑 ヘリグロテントウノミハムシ

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