これが「ヒゲナガ」だ

これはヒゲ(触角)が長い、ヒゲナガガの一種。多摩川にいることは知ってはいたが、今日(4月15日)はたくさん出会うことが出来た。小さい体で体長の4-5倍もの長い白い触覚をゆらゆらさせて草むらを低く飛ぶ。風に煽られながらゆらゆら飛ぶが、なかなか止まってくれない。しかし、草が茂った間を器用に草を避けて飛ぶ。触覚が邪魔になりそうだが、そうではなく、むしろ長い触角があることでうまく障害物を避けているのかもしれない。カメラで追いかけるのが大変、すぐ見失う。ともかく写真に撮りにくい。滅多に止まらないことと、体自体が数ミリと小さく、なかなかピントを合わせにくい。

随分追いかけまわして、ピンボケ写真をたくさん撮ったが、ついに止まってくれた。それもそのはず、そこにはもう一匹いて、すぐに草に止まって交尾を始めた。こうなると、いくら草を揺すっても飛び立たない。それでもなおピントが合わせにくい。太陽の光を受けるとまさに金色に輝く翅をしている。その金色を撮りたかったのだが、うまくいかなかった。今日のところは、ピンボケ写真でご勘弁頂き、改めていい写真を撮ってみたい。このヒゲナガの名前は、クロハネシロヒゲナガという。

(Henk)

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