こんな幼虫がいる。イボタガの幼虫(閲覧注意)

たびたびの閲覧注意です。

これはイボタガという蛾の幼虫です。5月末、ウラゴマダラシジミを見に新治市民の森に行った時に出会ったもの。とても強く印象に残ったのでご紹介します。芋虫系がお好きでない方は、ご注意ください。

私も初めて見ましたが、なんという姿でしょう。長く黒い少し縮れたプラスチックのような感じがする4本の奇妙な触角(角と髭?)を、さらに尻にも少し短い3本の尻尾を持っていて、ちょっとでもこれに触れようものなら頭をもたげて威嚇してきます。2枚目の写真がその時のものです。この幼虫はウラゴマダラシジミと同様に、イボタノキをエサにしています。体は白と薄緑色をしており体長7-8センチはあり(触角は除て)、蛾の幼虫の中でもかなり大きい方です。イボタノキの枝でじっとしていると見過ごしてしまいそうでしたが、ほんとうは目立ちたいのか、目立ちたくないのかよく分かりませんね。しかし、なんとも迫力のある幼虫でした。

因みに、成虫はこんな姿で翅を広げると優に10センチ以上はあるようですが、私はまだ見たことはありません。

(Henk)

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