ハヤシ廻りの甲虫 チョッキリ+ハンミョウ 番外
先日、ハヤシミドリシジミを観察に行った陣馬山で見つけた甲虫二つの話題です。 mats
イタドリの葉上で光っているのはドロハマキチョッキリ、金緑色に赤っぽい色も混じることからベニホシハマキチョッキリとも呼ばれます。オトシブミと呼ばれる甲虫の仲間ですが一般的には葉を器用に巻いて「ミニ柿の葉寿司」のような揺籠(ゆりかご)を作りその中に産卵するのですが、このドロハマキチョッキリの揺籠は、葉をくるくるっと大ざっぱに巻いて文字通り「ハマキ」でおしまい。卵は同様にこの「ハマキ」の中に見つかります。
下はミヤマハンミョウ。裏の多摩川でみかけるコニワハンミョウとは違って緑が濃く、こちらもかなり敏捷。
⇒ 参考 過去の記事 高尾山のインチワームとチョッキリ オオイチモンジを求めて