穴の中のコニワハンミョウ

今日は、昨日の雨で多摩川河川敷の砂地も湿っていて、しかも気温もまだそれほど上がっていなかったのでいつも飛び回っているはずのコニワハンミョウの姿は数えるほど。砂地にあいている巣穴らしきものを一つひとつ見ていて、ついに新事実を発見。巣穴の地表近くで顔を覗かせているコニワハンミョウと目が合ってしまった。しかし、カメラを至近距離まで近づけても、穴から出るでもなし、潜り込むわけでもなく、じっとこちらの様子を窺っている。上の写真で、丸い眼と鋭い顎が見える。

お互いしばらく様子をみていたが、面白半分、思い切って巣穴から少し離れたところからそっと指で掘り返してみた。すると、下の写真のように、体が半分以上出てきたが、それでも急に逃げることはなかった。警戒心が強く、いつもは近くに行く前にすぐ逃げてしまうのに不思議なことにそのままじっとしているではないか。

それで、また写真を撮り様子をみていたが、そのうち勢いよくどこかへ飛び去った。もしかすると巣穴で羽化したばかりだったのかと思い、巣穴の砂を調べてみたが、抜け殻らしきものは見つからず。きっと、朝寝坊をして活動開始が遅くなっただけの奴だったのかもしれない。

ともかく、これまでたくさん見てきた砂地に空いた穴とこのコニワハンミョウの関係がこれで解明され、一応納得。やはり、夜の間過ごす巣穴だったようだ。

(Henk)

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