アカウラカギバ 初めての出会い

アカウラカギバ。聞き慣れぬ名前ですが、この蛾(が)の名前です。これまでも時々目にするスズメガなどの蛾はご紹介していましたが、今回は私もはじめて見る蛾でした。ユズリハを食草(食樹)としているようなので、隣の1号棟のエントランスの脇のユズリハ(下記樹木図鑑をご参照ください)を棲み家にしていたのだと思いますが、ハイムが出来て以来この30数年お目にかかったことはありませんでした。

正常な姿:

手乗りの状態で、翅の裏が赤いのが少し見える:

なるほど、名前のとおり、翅の裏はすべて赤い。何といい加減な命名か。先月のことですが、まる1日ほどエレベーター前の廊下の天井に張り付いていましたが、階段の壁まで下りてきたので改めて写真を撮りましたが、天井に止まっていた時とは随分イメージが違いました。天井に止まっていた時は重い腹が翅から外に出てぶら下がっていたので妙な感じでしたが、正常な状態で見ると、翅の形からはこれに似た軍用機もあったなあと思えるような奇抜な、しかし飛行物体としては素晴らしい造形でもあります。ともかく、蛾はチョウよりもはるかに種類も多く、奇抜な形状をしたものが多いので、ある意味では非常に興味深いものです。

(Henk)

参考 樹木図鑑 ユズリハ

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