あっ、そうだったのか!

ついこの間までは多摩川の河川敷はナヨクサフジの紫色に染まっていたのですが、この日見ると眼にも鮮やかなオレンジ色が広がっているではありませんか。その正体はオオキンケイギクという植物の花なのです。以前にも河川敷でポツンポツンと咲いているのを見たことがありましたが、今年は一大群落となっていました。そして、初めて堤防の外側にもその姿をここでは見せました(2枚目の写真)。しかし、ここでは去年は咲いているのを見た記憶はありません。
最初この花を見た時は、花は鮮やかな黄色というかオレンジ色なのでキバナコスモスの変種かなくらいに思っていました。しかし、これはオオキンケイギクという北米原産の外来植物で、明治初期に観賞用として持ち込まれたものらしい。それが野生化して、繁殖力が強いので今では河川敷、道端など至る所で見られるようになっているようです。特定外来生物として在来種への悪影響も懸念されています。確かに広がり方が凄まじい。

(Henk)

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