羽化の瞬間を見逃す ジャコウアゲハ

先月末、羽化も間近いだろうと、観察頻度を上げないとと思っていたジャコウアゲハの蛹。しかし、完全に抜かっていた。数日観るのを忘れてしまっていて、今日見たら6つあった蛹のうち2つは既に抜け殻になっていた。この間、アオバセセリが気になりすぎていたのだ。
これまでの経験では、チョウはセミなどと違い昼間でも羽化してしまうので、見張るのは意外と大変だ。あとの4つの蛹が残っている。我が家で越冬した蛹の羽化をぜひ見たい。
写真上が抜け殻。抜け殻は下の部分三分の一ほどが赤くなっている。写真下が、まだ羽化していない蛹だが、まだ中は透けて見えていない。

だが、この話はここで終わらない。
その3時間ほど後、夕刻に偶然ハイムの中を優雅に飛ぶ2頭のオスのジャコウアゲハを見つけた。我が家で羽化したものか、それともどこかほかの場所から飛来したものか分からないが、とっさに追いかけてそのうちの1頭が生垣の木に止まったところをスマホで撮ることができた。よく見ると残念ながら右の尾状突起が欠けていて、翅の全体の様子から1週間程度たっているようにも見えた。その写真がこの2枚。

(Henk)

参考 蝶図鑑 ジャコウアゲハ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Optionally add an image (JPEG only)

番外編

前の記事

ナナフシの幼虫、再び