一時的なオアシス 2

4月23日午後、陽射しが強い中をコミスジがヒラリ・スーッ、ヒラリ・スーッと舞い始めたのを見つけ、後を追ったがどこにも止まらないまま、しばらくしてどこかへ消えていった。かと思うと、今度はツマグロヒョウモンのメスが鉢植えのパンジーの周りを飛んでいる。こちらは吸蜜というよりも、卵を産む場所を探しているようにも見える。もしかすると、既にどこかに産卵していたかもしれない。何週間か後に花の持ち主が茶色の幼虫を見つけることになるかもしれない。少し葉は食べられるけど、綺麗なチョウになるので殺さないで欲しいものだ。
さらには、アゲハも来た。こちらは中央半円花壇のツツジで行ったり来たり吸蜜に余念がない。吸蜜中にもせわしく羽ばたき続けて花から花へ、なかなか忙しい。筆者としてはどちらも気になり、追いかけるのに一苦労。下手をすると、まさに「二兎追うもの」になりかねなかった。ツマグロヒョウモンとアゲハ、いずれもこれまで目撃はしているが、これがハイムでの今年初のショットとなった。
一時的にせよ、管理棟屋上はチョウのオアシスになりそうだ。次は何が来てくれるか?

ツマグロヒョウモン(メス)

アゲハ(メス)

(Henk)

参考 蝶図鑑  コミスジ  ツマグロヒョウモン  アゲハ

 

 

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